
【今後の検査につきまして(2023/1/30)】
先日の政府のコロナ政策発表を受けまして、2023年5月31日をもちましてPCR検査業務を完了とさせていただきます。
検査有効期限:2023年5月31日(当日着分まで)
※お手元にある使用期限内の検査キットをご使用になる場合、5月31日必着で検査所に送付をお願いいたします。
これ以降に届きました検査キットは当院が破棄いたしますことをご了承ください。
この「N501Y」、「E484K」といった数字とアルファベットの組み合わせには意味があり、例えば「N501Y」の場合はタンパク質の「501番目のアミノ酸がNからYに変わった」ということを示しています。コロナウイルスは多くの遺伝子変異を持っており、様々なアミノ酸配列の置換を引き起こします。
下記にある「DNAとアミノ酸の暗号表の表」からAAC、AATの遺伝子組み合わせからN、TAC、TATからYが作られることがわかります。
AAC AAT → N(アスパラギン)
TAC TAT → Y(チロシン)
初めのA(アデニン)がT(チミン)に変わることによってN→Yへの変化が起きます。
コロナウィルスは2週間に1つの遺伝子が変化すると言われています。この501番目のアミノ酸をコードする遺伝子がAからTに変化したためにN501Yが発生したということです。ランダムに変わるのですが、N501Yのようにアミノ酸の変化によって大きく感染力がかわるような重大な変化をVOCと言います。このVOCにE484Kも含まれています。
ATG はタンパク合成をそこから開始することを指示するために,タンパク質の情報が始まるところに必ずあって,開始コドンと呼ばれ,2度め以降に出てくるとMに翻訳されます。
TAA,TAG,TGGは「終わり」を意味し,そこで翻訳は終了します。
アミノ酸は全部で20種類しかないため,アミノ酸の略号としてアルファベット1文字ずつを割り当てることができます。
コロナウイルスは粒子表面に他のウイルスとは異なる 「王冠(コロナ)」の様な「突起(スパイク)」を持つウイルス群ということからこの名前がつけられました。そのスパイクは3分子のスパイクタンパク質から成り,スパイクタンパク質は標的細胞表面にある受容体結合及びそれに引き続く 細胞侵入に中心的な役割を果たしています。 「N501Y」および「E484K」の変異は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質にみられる変異です。
厚生労働省は4月11日、新型コロナウイルスのオミクロン株の変異の一つ「XE」系統を、国内で初めて確認したと発表しました。
XE系統は、ウイルスの抗原性を規定し標的細胞への侵入に関与するスパイクタンパク質はBA.2系統と同一であり、ウイルス粒子の基本的な性状はBA.2系統の形質を有すると考えられております。
検査の判定に関わる情報として、「国立感染症研究所の病原体検出マニュアルに記載のPCR検査法のプライマー部分に変異は無く、検出感度の低下はないと考えられる(国立感染症研究所 2022年4月11日発表より抜粋)」との報告がございます。
東京衛生検査所では、元より国立感染症研究所の病原体検出マニュアルに記載のPCR検査法を採用しておりますので、「XE」系統に関して従来と変わらない検査結果をご提供いたします。
※最低10個(10個単位)となっております。個人のお客様もお買い求めいただけますが、ばら売り(1個売り)はしておりませんのでご注意ください。
御社のご希望に合わせて検査をさせていただきます。
など、お気軽にご相談ください。
※法人様の大口契約もお受けしております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
2023年5月31日をもちましてPCR検査業務を完了とさせていただきます。
現時点で感染しているかどうかを判定する検査です。
鼻の奥の粘膜や唾液を採取して検査します。
ウイルス遺伝子の有無を調べる検査で感度は70%〜80%です。
現時点で感染しているかどうかを判定する検査です。抗原検査は症状がある人にのみに適応になります。
鼻の奥の粘膜や唾液を採取して検査します。
ウイルス特有のタンパク質を調べる検査で感度はRT-PCR検査の8割くらいです。
抗原検査は症状がない時に検査をおこなうと、偽陰性として判定されることもあるため、注意が必要です。
過去に感染したことがあるかどうかを判定する検査です。
血液を採取して検査します。
体内で増える抗体を調べる検査で感度は84%〜95%です。
検査法 | 検査時間 | 発症から9日以内(有症状者) | 症状出現10日目以降 | 無症状者 | 有病者 | 対象者 | 検出度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
抗原定性検査 | 30分 | 〇 | △ | ✕ | ✕ | 発症から2~9日目の有病者の確定診断に用いる | ウイルス量が少ない検体での検出感度が低い |
PCR検査(リアルタイムPCR法) | 2~4時間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 無症状者に活用できる | 陽性対象を複数使用することで信頼性を確保 |
検査法 | 無症状者 | 有病者 |
---|---|---|
抗原定性検査 | ✕ | ✕ |
PCR検査(リアルタイムPCR法) | 〇 | 〇 |
検査法 | 対象者 | 検出度 |
---|---|---|
抗原定性検査 | 発症から2~9日目の有病者の確定診断に用いる | ウイルス量が少ない検体での検出感度が低い |
PCR検査(リアルタイムPCR法) | 無症状者に活用できる | 陽性対象を複数使用することで信頼性を確保 |
RT-PCR検査とは、検査時点で感染しているかどうかを判定する検査となります。
そのため、医療従事者や接客業の方など、人と接する機会の多い方は1週間ごとに検査をすることをおすすめします。
結果が陽性だった場合、診察が必要な場合は全国対応の遠隔診療も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
PCR検査陽性者で遠隔診療をした際、初再診料は患者負担となりますが、処方箋が発行された場合は処方箋料のみ公費扱いとなり患者負担はございません。
医療法人社団福美会 ヒロクリニックが検査申込者に新型コロナウイルス検査サービスを提供する目的は、返送された唾液から、新型コロナウイルスに特徴的なRNA配列が検出されるかどうかを検査するものです。
本検査はリアルタイムPCR法による検査サービスです。
本検査は、リアルタイムPCR法により、返送された唾液から、新型コロナウイルスに特徴的なRNA配列が検出されるかどうかを検査するものです。
当社では業界水準を満たす解析機器を使用しておりますが、技術的な限界もあります。解析結果から得られる情報が限定的であることをご理解の上、ご使用ください。
陽性の場合、診察後の結果は公的機関への届け出が義務となっています。
東京衛生検査所で使用している試薬は
と同等のものです。
ただし、上記キットに含まれているプライマープローブを病原体検出マニュアル2019-nCoV Ver.2.9.1に基づいて自社で作成しております。
当検査はプール方式ではないため、ひとつひとつの検体を丁寧に検査します。
プール方式とは複数の人から採取した検体を、1本の試験管に混ぜて検査する方法です。 複数の人を同時に検査し、陰性なら全員が陰性といった判断方法となります。そのため、コストは安くなりますが正確性には不安な面もあります。
https://mng.pcrkit.net/apply
←こちらのURLからきちんと情報が入力されているか確認してください。その際にバーコード番号が必要になります。
結果メールが届かず、情報を修正された場合には
pcr_result@hiro-c.net
までご報告お願いいたします。確認後結果を送信いたします。
バーコードNoを忘れた、バーコードを無くしたなどのお問い合わせには対応しかねます。必ず検体を送付する前にバーコードNoをご自身でお控えください。
///////お知らせ///////
2021年10月6日(水)より郵便方法を速達とさせていただきます。それに伴い料金の改定を行います。
全ての検査キットの価格が1個当たり+330円(税込)の金額に変更されております。
///////////////////////////////
■01■ Web上から検査者の情報の登録をお願いいたします。https://mng.pcrkit.net/apply
■02■ 01で登録したメールアドレス宛に検査結果が送信されます。検査氏名とバーコードのNo.をお控えいただくと、メールが届かない等のトラブルの際もWeb上からログインいただけます。
■03■ 検査に年齢制限はございませんが、小さなお子様は保護者が必ず口腔内を抑えて採取してください。
■04■ 唾液の量が極端に少なかったり、パラフィルムの巻き忘れによる液漏れが増えています。正しく検査をするため、検査の流れをしっかりとお読みいただけますようご協力お願いいたします。
■05■ バーコードNoを忘れた、バーコードを無くしたなどのお問い合わせには対応しかねます。ご自身でしっかりと管理いただくようお願い申し上げます。
■06■ 検査結果がメールで送られて来ない場合は以下をお試しください。
https://mng.pcrkit.net/apply
上記URLからきちんと情報が入力されているか確認してください。その際にバーコード番号が必要になります。
結果メールが届かず、情報を修正された場合には
pcr_result@hiro-c.net
までご報告お願いいたします。確認後結果を送信いたします。
まず、同梱物チェックシートを見ながら、同梱物に不備がないか確認をしてください。採取した唾液は24時間以内に送れるように準備してください。
手を洗い清潔な環境で検査を行います。食後またはうがい後は30分時間を置いてから検査をしてください。
採取容器中のキャップを開き、中からスポンジを取り出します。この時、採取容器中は捨てないでください。
スポンジを口に含み、唾液を染み込ませます。(約2分)スポンジを歯と頬の内側に入れると唾液を採取しやすいです。スポンジは噛まないよう注意してください。
十分に唾液を含ませたら口からスポンジを取り出し、採取容器中の中にスポンジを戻します。カチッと音がするまでしっかりとフタを閉めます。
採取容器中をバーコードのついた採取容器外に入れます。カチッと音がするまでしっかりと閉めます。
パラフィルムをシートから剥がします。採取容器外のフタ部分を密閉するためにパラフィルムを巻いていきます。
パラフィルムを引っ張り、伸ばしながらぐるぐると巻いていきます。パラフィルムは予備分も同梱していますが、失敗した場合はサランラップで代用してください。
柔らかい面を内側にし、給水シートに採取容器を包んでから遠沈管(白いプラケース)にいれます。これをさらにジップ袋へ入れ密閉します。
Webにアクセスし、検査情報を登録します。登録方法につきましては、下記検査情報登録ページからの登録方法をご確認ください。
茶色の箱を組み立て、先ほどジップ袋に入れ密封した検体と一緒に必要事項を記入した同意書を同封し梱包します。
箱をしっかり閉じ、封筒をお近くのポストへ投函してください。お客様の送料のご負担はありません。
検査所に到着後48時間以内にメールで結果をお送りいたします。陰性証明書なしのものをご購入の方は、メール本文に結果のみが通知されます。
お客様の検査結果証明書を発行する際の間違いを防ぐため、Web上よりお客様情報のご入力・ご確認をお願いしております。検体を郵送される前に、下記方法でお客様情報のご登録をお願いいたします。